玉ねぎ
危険玉ねぎやニンニク、チャイブなどのネギ属の植物にはアリルプロピルジスルフィドなどの硫黄化合物が含まれており、猫の赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こす可能性があります。嘔吐や心拍数の増加、黄疸、暗色尿、虚弱などの症状が現れます。
少量でも危険なため、加熱済みでも与えてはいけません。ネギやニラ入り料理の残り物も避け、もし誤食した場合はすぐに動物病院へ連絡してください。
食材名から安全性をチェック
食材名を入力すると、猫にとって「安全・注意・危険」の目安をすぐに確認できます。あわせて、危険な理由や起こりやすい症状、与える場合の注意点も表示します。誤食時の初動判断の参考としてご利用ください。最終判断は、猫の年齢・持病・体調を踏まえて獣医師に相談するのが安心です。
検索すると結果が表示されます。
猫が危険な食材を口にした可能性があるときは、症状が出る前でも落ち着いて状況を整理し、動物病院へ相談する準備を進めることが重要です。
加熱済みでも危険な食材や、少量でも受診相談が必要な例があります。不安がある場合は、様子見よりも動物病院への相談を優先してください。
「危険」に分類される食材は、少量でも体調不良や中毒の原因になることがあります。以下は代表例で、実際には検索結果に表示される個別の注意点もあわせて確認してください。
ネギ類は加熱しても危険です。煮汁、炒め油、ハンバーグなどの混合料理に入っている場合も注意してください。
玉ねぎやニンニク、チャイブなどのネギ属の植物にはアリルプロピルジスルフィドなどの硫黄化合物が含まれており、猫の赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こす可能性があります。嘔吐や心拍数の増加、黄疸、暗色尿、虚弱などの症状が現れます。
少量でも危険なため、加熱済みでも与えてはいけません。ネギやニラ入り料理の残り物も避け、もし誤食した場合はすぐに動物病院へ連絡してください。
ニンニクは玉ねぎと同様にネギ属に属し、赤血球を破壊する硫黄化合物を多く含んでいます。猫が摂取すると溶血性貧血を起こし、虚弱、黄疸、嘔吐がみられます。
少量のガーリックパウダーでも危険です。人間用のニンニク風味の料理やサプリメントも与えないでください。
チョコレートにはテオブロミンとカフェイン(メチルキサンチン類)が含まれ、猫にとって強い毒性を持ちます。摂取すると嘔吐、下痢、興奮、頻脈、ふるえ、発作などを起こすことがあり、濃いダークチョコほど危険性が高いです。
誤食した場合はすぐに獣医師へ相談し、ダークチョコレートやベーキング用ココアは特に危険です。
カフェインを含む飲料は猫に危険です。カフェインは中枢神経刺激作用があり、嘔吐、下痢、過度の興奮、震え、心拍数の増加、発作を引き起こすことがあります。
飲み残しのコーヒーやティーバッグにも注意し、カフェイン入り飲料は与えないでください。
ぶどう、レーズン、タマリンドに含まれる酒石酸との関連が疑われる急性腎障害は、主に犬で報告されています。猫13頭のぶどう・レーズン類の摂取例を追跡した小規模研究では、2頭に嘔吐や食欲不振などがみられましたが、急性腎障害は確認されませんでした。この結果だけで猫に安全とは判断できません。
猫での根拠は限られますが、安全のため、ぶどうパンやレーズン入り菓子を含め積極的に与えないでください。誤食した場合は、食べた量と時刻を確認して獣医師へ相談してください。
「注意」には、量、頻度、体質、調理法によってリスクが変わる食材に加え、猫での安全性に関する根拠が限られるため、予防的に積極的な給餌を勧めないものも含まれます。「少量なら与えてよい」という意味ではありません。検索結果の個別の説明・注意点を確認してください。
人間向け味付け・加工食品は別問題です。素材自体が「注意」や「安全」でも、塩分、糖分、香辛料、油分が加わると不向きになることがあります。
キシリトールは犬で重い低血糖や肝障害を起こすことが知られています。一方、健康な猫6匹を対象とした小規模な投与研究では、犬でみられる低血糖や肝障害は確認されませんでした。この研究だけで、あらゆる量や製品が猫に安全とは断定できません。
猫に与える栄養上の必要はないため、キシリトール入りの人用製品は積極的に与えないでください。誤食時は他の原材料も確認し、体調変化がある場合や判断に迷う場合は獣医師へ相談してください。
筋力低下、震え、嘔吐、発熱などを伴うマカダミアナッツ中毒は犬で報告されており、猫で同じ症状が確認された報告はありません。ただし、ナッツは高脂肪で、猫では胃腸障害や肥満、のど詰まりの原因になることがあります。
猫への積極的な給餌は避け、塩味付きやチョコレート入りの製品は与えないでください。誤食後に嘔吐や元気消失などがある場合や、判断に迷う場合は獣医師へ相談してください。
多くの猫は乳糖を分解するラクターゼ酵素を十分に持たず、牛乳や乳製品を摂取すると下痢や消化不良を起こすことがあります。
乳糖を含まない猫用ミルクなら安全ですが、人用の牛乳やアイスクリームはごく少量に留めます。下痢などの症状が出た場合は与えるのを中止します。
生の肉や魚、卵にはサルモネラや大腸菌、寄生虫などの病原体が含まれる可能性があり、感染症を引き起こすおそれがあります。生卵の白身にはビオチンの吸収を妨げるアビジンも含まれます。
与える場合は必ず十分に加熱し、骨や皮、スパイスを取り除いてください。調理済みの卵は安全で高品質のタンパク源として推奨されます。
アーモンドやピーナッツなどのナッツ類は高脂肪・高カロリーで、嘔吐や下痢、膵炎を引き起こすことがあります。また塩味が付いたものはナトリウム過剰となります。クルミやピーカンナッツはカビ毒などのリスクが高いため避けます。
与える場合はクルミやピーカンナッツを除き、無塩のものをごく少量にとどめ、ナッツアレルギーがないか確認します。マカダミアナッツの特有の中毒症状は犬での報告ですが、猫にも積極的には与えないでください。
アボカドの果肉は少量なら無毒とされますが、種や皮、葉にはペルシンという成分が含まれ、鳥や一部動物に毒性があります。猫にとっても脂肪分が高く、下痢や嘔吐を招く場合があります。
果肉のみを少量与えることは可能ですが、種と皮は必ず取り除きます。高脂肪なので与えない方が無難です。
誤食事故は食べ物以外でも起こります。猫が口にしやすいものは手の届かない場所に保管し、誤飲が疑われる場合は現物や商品名が分かるものを持って相談してください。
ユリ科の植物
人の薬(解熱鎮痛薬など)
アロマオイル・精油
洗剤・消毒用品
保冷剤・乾燥剤
たばこ・加熱式たばこ関連
糸や輪ゴムなどのひも状異物
受診時は、飲み込んだ可能性のある物の名称、量、時刻が分かると相談がスムーズです。
このページの判定は、家庭内での初期判断を助けるための参考情報です。食材そのものの一般的な傾向を示しており、猫ごとの体質や持病まではカバーしません。
原則として与えないでください。誤食が疑われる場合は、症状の有無にかかわらず相談を優先します。
量や調理法、体調によってリスクが変わるものや、猫での安全性に関する根拠が限られ、積極的な給餌を勧めないものです。「少量なら与えてよい」という判定ではないため、個別の説明・注意点を確認してください。
一般的に比較的与えられることがある食材です。ただし、量、体質、味付けには注意が必要です。
本ツールは参考情報であり最終判断ではありません。迷う場合は受診を優先してください。
掲載情報は、公的機関の飼い主向け資料に加え、猫と犬の種差を確認できる研究論文・獣医専門資料を参照しています。一般的な「ペット向け」の予防情報と、特定の動物種で確認された中毒知見を区別して記載しています。
飼い主向けの総合ガイドライン
危険な食べ物・家庭内危険物の例
避けるべき人の食べ物の例
健康な猫6匹へのキシリトール投与後の血糖値・血液検査値を調べた小規模研究
キシリトールによる低血糖・肝障害について犬と猫の種差を説明
犬での腎障害と、猫での報告が限られることを説明
ぶどう・レーズン類を摂取した猫13頭中2頭に症状がみられたが、急性腎障害は確認されなかった小規模研究
特有の臨床症状が報告されているのは犬のみと説明
誤食時の初動対応
食材名から、猫にとっての安全性を「安全・注意・危険」で素早く確認できます。あわせて、注意すべき理由や確認ポイントも把握できます。
本コンテンツは一般的な情報提供であり、診断・治療を行うものではありません。体調不良や判断に迷う症状がある場合は、獣医師の診察を受けてください。